チーム食の輪

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農薬を使わないということ。

私が栽培しているメインの作物はトマトです。このトマト、一般的には農薬を使わずに栽培するのは困難と言われています。果たして、そうでしょうか。2010年からトマトの栽培を始めましたが、1年目から農薬を使わなくても、美味しいトマトを収穫できました。収量に波ができて安定して収穫できませんでしたが、病気が広がることはなく、霜が降りる時期までなんとか収穫できました。2011年も同様に農薬を使わずとも病気はほとんどでませんでした。
これは一体、何を意味するのでしょうか。自論ですがおそらく、肥料や水分でトマトの生育をコントロールしようとして、そのコントロールが乱れた場合に病気などが多発するのではないでしょうか。言い換えると、トマトが求める養分が土壌に過不足なくあれば元気に育ち、結果として農薬が要らないのでは、と考えています。
お子さんがおられる場合、お薬に頼らないように自分の子供を育てようという意識で日頃世話をされてはいませんよね。元気に育ってほしい、その結果、「うちの子は風邪を引いたことがない」ってことですよね。植物でも同じことが言えるとおもいます。農薬を使ってません!という表現をする農家さんがおられます。その通りなんですが、農薬を使う必要がない、が本質だと思います。だって、弱い体質で薬がないとなかなか改善しない生育だと、味ものってこないはずです。そういう状況で無農薬といっても、品質が低いなら作物としての価値は損なわれます。
我慢して農薬を使わないことは、重きを置く場所が違うとおもいます。作物が元気に育つ、そういう生育環境を整えるのが、もっとも大事な百姓仕事だと考えています。
私の思い、伝わっているでしょうか。

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